2008年 04月 07日
ロケット工法の家 |
ロケット工法の家
現在の建築工法はさまざまな選択肢があります。
私自身現場で造作する職人として現在の法規制による
建築金物の多使用にうんざりしていました。
構造体である木材(柱、梁)の断面欠損の多さに加え
金物を差し込む穴の数。そしてせっかく構造を化粧で
見せてもそれを金物がだめにしてしまう。
大工が手刻みをせずプレカットばかりに頼るとは
職人としていかがなものかといわれたこともありました。
戸惑いも多かったのですが、”家”とは大工や設計者
の作品ではなく施主様の人生のステージなのだ
と私は思っています。それゆえに職人としての
エゴや自己満足を捨てる勇気を持って”家”とは
なんぞやと問い詰めてゆくと施主様があんしんして
生活できる”財産”としてかんがえることになる。
それでは安心して生活できる家とは?
①地震大国である日本においては耐震性
②構造体の耐火性
③断熱性
④耐久性
⑤使用建材の安全性
①大工の手刻みでは大工によって精度がぜんぜん違う。
腕のよい大工が刻んだ建物はくみ上げた時点で上から
ゆすってもほとんどゆれないがいい加減な大工が刻んだ
建物はいくら金物を閉めてもゆれる。しかし大地震が予想
される今日、構造の耐震補強だけでは不安が残る。
通柱の断面欠損の多さにも不安がある。
そこでロケット工法では構造接合にロケット金物を使用している。
別仕様のテラパネルを組み込めばさらに耐震性は上がる。
②一般に木造住宅というと耐火性が乏しいように思われるが
火事が発生したとき最初に燃えるのは構造体ではなく
家具などの家財道具である。その熱が構造体に移って
構造体を延焼させるのだが、軽量鉄骨では熱で、ぐにゃりと
曲がり、ツーバイフォーではベニヤが燃え上がってしまう。
在来工法でも接合部分の隙間から火が入り込み倒壊したり
接合金物を使った建物でもやはり隙間から火が回りこんで
金物を溶かしてしまう。
ロケット金物は構造に密着するため火が入りにくく
ダクタイルというマンホールにも使われている熱に強く衝撃にも
強い鉄でできているので建物が全焼してもしっかり金物は
残るそうです。(不幸にしてロケット工法の家が火災にあって
そのときしっかりロケット金物が残っていて消防士さんから
評価されたそうです。)
③人間が熱を感じる大半は”輻射熱”と呼ばれる熱でこの熱
をさえぎればあとは空気の温度調整だけで済むのですが
輻射熱をさえぎらずに空気熱をエアコンで調整しようとしても
なかなか思うようにいかない。ロケット工法ではしっかり断熱
をするので7月に入っても窓さえ開けておけばほとんどエアコン
はいらない。冬の朝氷点下7度の日でも前の日夜11時に暖房を
とめても室内温度は10度を下回らない。ちなみに建坪40坪の
住宅の暖房器具は6畳用のファンヒーター1台である。
④ロケット工法のT仕様は構造体が丸見えなので構造に異常が
出てきてもすぐに発見できる。すぐに修理できるので結果長く
住むことができる。
普通の工法では壁も柱も屋根も隠してしまうので気がついたときは
補修費用がかさんでしまうケースが多い。
⑤T仕様の構造体および壁はすべて本当の木材を使用している。
そのため室内空気が汚染されにくい。きれいな空気の中で
生活できるのである。
書き連ねてみましたが、どれも施主様にとっては”財産”として
当たり前のことと思われますが本当に当然のことでしょうか?
私も当然と思っていますが、まだまだ実施できていない工務店や
ハウスメーカーが多いのが実情です。
もしロケット工法に興味がおありでしたら是非連絡をください。
仲間の工務店も全国にいます。
甲斐の匠おだぎり 055-254-7255
現在の建築工法はさまざまな選択肢があります。
私自身現場で造作する職人として現在の法規制による
建築金物の多使用にうんざりしていました。
構造体である木材(柱、梁)の断面欠損の多さに加え
金物を差し込む穴の数。そしてせっかく構造を化粧で
見せてもそれを金物がだめにしてしまう。
大工が手刻みをせずプレカットばかりに頼るとは
職人としていかがなものかといわれたこともありました。
戸惑いも多かったのですが、”家”とは大工や設計者
の作品ではなく施主様の人生のステージなのだ
と私は思っています。それゆえに職人としての
エゴや自己満足を捨てる勇気を持って”家”とは
なんぞやと問い詰めてゆくと施主様があんしんして
生活できる”財産”としてかんがえることになる。
それでは安心して生活できる家とは?
①地震大国である日本においては耐震性
②構造体の耐火性
③断熱性
④耐久性
⑤使用建材の安全性
①大工の手刻みでは大工によって精度がぜんぜん違う。
腕のよい大工が刻んだ建物はくみ上げた時点で上から
ゆすってもほとんどゆれないがいい加減な大工が刻んだ
建物はいくら金物を閉めてもゆれる。しかし大地震が予想
される今日、構造の耐震補強だけでは不安が残る。
通柱の断面欠損の多さにも不安がある。
そこでロケット工法では構造接合にロケット金物を使用している。
別仕様のテラパネルを組み込めばさらに耐震性は上がる。
②一般に木造住宅というと耐火性が乏しいように思われるが
火事が発生したとき最初に燃えるのは構造体ではなく
家具などの家財道具である。その熱が構造体に移って
構造体を延焼させるのだが、軽量鉄骨では熱で、ぐにゃりと
曲がり、ツーバイフォーではベニヤが燃え上がってしまう。
在来工法でも接合部分の隙間から火が入り込み倒壊したり
接合金物を使った建物でもやはり隙間から火が回りこんで
金物を溶かしてしまう。
ロケット金物は構造に密着するため火が入りにくく
ダクタイルというマンホールにも使われている熱に強く衝撃にも
強い鉄でできているので建物が全焼してもしっかり金物は
残るそうです。(不幸にしてロケット工法の家が火災にあって
そのときしっかりロケット金物が残っていて消防士さんから
評価されたそうです。)
③人間が熱を感じる大半は”輻射熱”と呼ばれる熱でこの熱
をさえぎればあとは空気の温度調整だけで済むのですが
輻射熱をさえぎらずに空気熱をエアコンで調整しようとしても
なかなか思うようにいかない。ロケット工法ではしっかり断熱
をするので7月に入っても窓さえ開けておけばほとんどエアコン
はいらない。冬の朝氷点下7度の日でも前の日夜11時に暖房を
とめても室内温度は10度を下回らない。ちなみに建坪40坪の
住宅の暖房器具は6畳用のファンヒーター1台である。
④ロケット工法のT仕様は構造体が丸見えなので構造に異常が
出てきてもすぐに発見できる。すぐに修理できるので結果長く
住むことができる。
普通の工法では壁も柱も屋根も隠してしまうので気がついたときは
補修費用がかさんでしまうケースが多い。
⑤T仕様の構造体および壁はすべて本当の木材を使用している。
そのため室内空気が汚染されにくい。きれいな空気の中で
生活できるのである。
書き連ねてみましたが、どれも施主様にとっては”財産”として
当たり前のことと思われますが本当に当然のことでしょうか?
私も当然と思っていますが、まだまだ実施できていない工務店や
ハウスメーカーが多いのが実情です。
もしロケット工法に興味がおありでしたら是非連絡をください。
仲間の工務店も全国にいます。
甲斐の匠おだぎり 055-254-7255
by kainotakumi
| 2008-04-07 22:32