2009年 07月 07日
小さな家 |
いろいろあったけれど窪田サンのいえ、足場が外れて外が出来上がってきました。
外から見ると小さく感じる家だけれど大きく広がる空間があって
全然小さくない。立てる前に家が小さいと心配して電話をくださった奥さんも今では
そんなこと一言も言わないしね。(笑い)
煙突のように窓の配置がしてあって、暑い甲府盆地の夏でも窓を
開ければ1階のリビングからロフトへ風がそよそよと吹きぬけるように
設計したのだけれどこれがなかなかうまくいった。
つまるところ、建物の性能そのものがものすごく良くなったおかげで
環境設計すなわち目に見えない 空気 の流れを簡単に設計デザインできるように
なった。これも小さな家のなせるメリットだと思う。
団塊世代の人たちは、家=城=大きければよい という構図が成り立っていたが
僕ら団塊ジュニア世代では家=部屋=隅々まで手がいきとどくもの という感覚のほうが
強い。
今回窪田さんの家を建てさせていただいて改めて無駄のない小さくて大きな家って
いいなと思う。と、そんな話を周りのみんなに話したら現場に入っている職人一同
口をそろえて「この家大きさとかスタイルとか高さとかいいよね~。」だって。
つづく
外から見ると小さく感じる家だけれど大きく広がる空間があって
全然小さくない。立てる前に家が小さいと心配して電話をくださった奥さんも今では
そんなこと一言も言わないしね。(笑い)
煙突のように窓の配置がしてあって、暑い甲府盆地の夏でも窓を
開ければ1階のリビングからロフトへ風がそよそよと吹きぬけるように
設計したのだけれどこれがなかなかうまくいった。
つまるところ、建物の性能そのものがものすごく良くなったおかげで
環境設計すなわち目に見えない 空気 の流れを簡単に設計デザインできるように
なった。これも小さな家のなせるメリットだと思う。
団塊世代の人たちは、家=城=大きければよい という構図が成り立っていたが
僕ら団塊ジュニア世代では家=部屋=隅々まで手がいきとどくもの という感覚のほうが
強い。
今回窪田さんの家を建てさせていただいて改めて無駄のない小さくて大きな家って
いいなと思う。と、そんな話を周りのみんなに話したら現場に入っている職人一同
口をそろえて「この家大きさとかスタイルとか高さとかいいよね~。」だって。
つづく
by kainotakumi
| 2009-07-07 15:21
| 建築