2011年 09月 10日
本質を見つめる生き方 |
ここ2ヶ月まったくブログに投稿する気が起きず更新せずスミマセンでした。
震災後の混沌の中でいろいろ思うことがあって逆に返せば大きく転換できる
チャンスでもあるのかなと思いました。
仕事面でも一度すべて洗いなおして無駄を省く作業をしていかなくてはと
思いお仕事をいただいている工務店にもその旨をお話し、また数件お話を
いただいていた新築工事や改修工事も前までは追いかけてしっかり着工までの
フォローをしていたのですがそれすらもやめました。
本当に自分を必要としてくれている施主様や工務店はいてくれるのかなと
いう恐怖はあったのですがここで本当に自分がしっかりと大工として工務店として
1歩1歩足跡を刻みつけることが出来てきたのかを問うことにしたのです。
お仕事をいただいている工務店には現状抱えている問題、そして僕だけではなく
協力業者全員が苦脳していることをすべて皆の代表のつもりで社長と話を
させていただきました。じつはその少し前(4月)にその工務店にはもうお付き合い
出来ない旨を伝えたのですが、社長から夕食のお話をいただき長い話し合いの結果
会社に必要だから戻ってきて欲しいといっていただけたのです。
そこで僕は
もちろん会社がよくなるために最大の協力をする、
だけれども会社が僕たちを下請けだと思うならそれで
充分だという職人を連れてきて仕事をこなしてもらえばいい。
ブランドのバッグは職人が作るから
高価だけれどしっかり長く使えるように作られているし
費用対効果だけ見ればけして高くはないはず
僕ら職人は会社のブランドを背負って生きている。
そのことを会社はもっと認識して欲しいし、会社が緊張感を持って
しっかり職人の生活を考えて接して欲しい。
それが出来なければ大工衆の仕事は僕が探して皆を連れて行く。
5年後僕らが他の大工にこの工務店の仕事をしていて
うらやましがられるように、そして僕らも胸を張っていいだろって
いえるようにお互い頑張れるならぜひお手伝いさせてください。
(我ながらよくいったなぁと冷や汗です。)
とお話させていただきました。
個人の施主様にも今回の原発事故を受けて進んでいた話を一度白紙に
させていただきました。ここにはかけない大きな理由があってのことですが
それでいただいたご縁を切らせてしまった心苦しさは相当でした。
しかし自分の目先の利益を追うよりしっかりと地に足をつけた
未来を見据えた生き方をしていきたいと心のそこから強くねがっています。
今の日本に足りないもの、本質を見つめる生き方。
しっかりと周りに流されることなく自分が決めた目標に向かって
歩武をすすめていく。
意外と柔軟なようで頑固です。
一時の苦しさをやっと乗り越え自分の中でまたいろいろ再開できそうです。
ブログを休んでいる間、ご心配いただきましたみなさまありがとうございます。
また少しずつ再開していきますのでどうぞお付き合いくださいませ。
震災後の混沌の中でいろいろ思うことがあって逆に返せば大きく転換できる
チャンスでもあるのかなと思いました。
仕事面でも一度すべて洗いなおして無駄を省く作業をしていかなくてはと
思いお仕事をいただいている工務店にもその旨をお話し、また数件お話を
いただいていた新築工事や改修工事も前までは追いかけてしっかり着工までの
フォローをしていたのですがそれすらもやめました。
本当に自分を必要としてくれている施主様や工務店はいてくれるのかなと
いう恐怖はあったのですがここで本当に自分がしっかりと大工として工務店として
1歩1歩足跡を刻みつけることが出来てきたのかを問うことにしたのです。
お仕事をいただいている工務店には現状抱えている問題、そして僕だけではなく
協力業者全員が苦脳していることをすべて皆の代表のつもりで社長と話を
させていただきました。じつはその少し前(4月)にその工務店にはもうお付き合い
出来ない旨を伝えたのですが、社長から夕食のお話をいただき長い話し合いの結果
会社に必要だから戻ってきて欲しいといっていただけたのです。
そこで僕は
もちろん会社がよくなるために最大の協力をする、
だけれども会社が僕たちを下請けだと思うならそれで
充分だという職人を連れてきて仕事をこなしてもらえばいい。
ブランドのバッグは職人が作るから
高価だけれどしっかり長く使えるように作られているし
費用対効果だけ見ればけして高くはないはず
僕ら職人は会社のブランドを背負って生きている。
そのことを会社はもっと認識して欲しいし、会社が緊張感を持って
しっかり職人の生活を考えて接して欲しい。
それが出来なければ大工衆の仕事は僕が探して皆を連れて行く。
5年後僕らが他の大工にこの工務店の仕事をしていて
うらやましがられるように、そして僕らも胸を張っていいだろって
いえるようにお互い頑張れるならぜひお手伝いさせてください。
(我ながらよくいったなぁと冷や汗です。)
とお話させていただきました。
個人の施主様にも今回の原発事故を受けて進んでいた話を一度白紙に
させていただきました。ここにはかけない大きな理由があってのことですが
それでいただいたご縁を切らせてしまった心苦しさは相当でした。
しかし自分の目先の利益を追うよりしっかりと地に足をつけた
未来を見据えた生き方をしていきたいと心のそこから強くねがっています。
今の日本に足りないもの、本質を見つめる生き方。
しっかりと周りに流されることなく自分が決めた目標に向かって
歩武をすすめていく。
意外と柔軟なようで頑固です。
一時の苦しさをやっと乗り越え自分の中でまたいろいろ再開できそうです。
ブログを休んでいる間、ご心配いただきましたみなさまありがとうございます。
また少しずつ再開していきますのでどうぞお付き合いくださいませ。
by kainotakumi
| 2011-09-10 23:13
| 日常